HIME WONDER LAND

HIME WONDER LAND 物語 第1章

扉を開ける日

むかしむかし――じゃなくて、
“今この瞬間”に、あなたの物語は始まりました。

日々の生活に追われて、
本当の気持ちを少しだけ忘れていたあなたのもとに、
ある日ふと、1通の手紙が届きます。

それは、こう書かれていました。

「ようこそ。あなたの魔法を思い出す旅へ。」

夢を叶える魔法の国【HIME WONDER LAND】
入国証明書をお持ちのあなたへ――

ドアの向こうには、虹のかかった空と、
ふわふわと浮かぶ雲の島々。
キラキラと光る湖、花の香りが風に乗ってやってくる。

あなたはそっと、その扉を開けます。

そして辿り着いたのが――

あなたのお部屋

ここは、「ただいま」って言いたくなる場所。

外の世界では、
自分の気持ちを後回しにしたり、
誰かの期待に応えすぎて疲れちゃったりしたけど…

このお部屋だけは、
誰にも遠慮せず、“あなたのままで”いられる空間。

ふわふわのベッド、
あたたかい光のランプ、
そして窓辺には、あなたの夢が並ぶビンが置かれています。

「今日はどの夢を開けてみよう？」

パートナーシップ、子育て、美しさ、ビジネス、豊かさ――
あなたが選んだ夢のビンには、それぞれ“魔法の鍵”がついています。

さあ、今月はどの扉を開けますか？

ここから、あなたの“魔法の物語”が動き出します。

HIME WONDER LAND 物語 第2章

魂との“お約束”を思い出す場所

「夢のビン」をひとつ手に取ったあなたに、
ふわりと風が話しかけます。

「その夢、あなたの“お約束”かもしれないよ。」

夢って、ただの憧れじゃない。
ずっと昔――まだ地球に生まれる前に、
あなたの魂が宇宙で決めてきた“約束”かもしれない。

風に導かれ、あなたは森を抜け、丘を登ります。

すると目の前に現れたのは――

《お約束》の場所

そこには、黄金に光るアーチ型の扉が立っていて、
扉の前には静かに佇む女神がひとり。

彼女は優しく微笑んでこう言います。

「あなたの魂が、
この地球でどんな物語を生きたかったのか――
思い出していきましょうか。」

あなたが手にした夢のビンが、
光りながらふわっと浮かび上がります。

扉が開くと、中には
子どもの頃に思い描いた夢、大人になって一度は諦めた想い、
言葉にできなかった願いが、小さな光となってあなたを迎えてくれるのです。

「あなたは、“思い出す”ためにここへ来たんだよ。」

そして、女神は1枚の「夢契約書」を差し出します。
そこには、あなたの魂が選んできたテーマと
この人生で出会うであろう“祝福”が記されていました。

あなたはその書に、
新しいサインを記します――

HIME WONDER LAND 物語 第3章

愛のガソリンスタンドで波動を満タンに

魂との契約を思い出したあなたは、
少し身体が軽くなったような気がしました。

でも…現実の世界に戻ると、
またエネルギーが下がっちゃうことってあるよね？

そんなあなたのために用意されたのが――

《愛のガソリンスタンド》

ここでは、波動を整える音声が流れていたり、
ひめ先生のLIVEがふわっと空中スクリーンに映ったり、
あなたの“今”にぴったりな言葉が届いたりします。

「大丈夫、あなたはあなたのままで愛されてるよ」
「焦らなくていい、ちゃんと夢に向かって進んでるから」

疲れたとき、迷ったとき、
愛が足りなくなったと感じたとき――

ここに立ち寄るだけで、
あなたの周波数が“愛と喜びの位置”に戻るんです。

ガソリンを満タンにしたあなたは、
また元気に自分の旅へ戻っていきます。

「次はどこへ行こう？
学びの“学校”？それとも豊かさの“銀行”？」

HIME WONDER LAND 物語 第4章

学びの扉が開く場所 ～学校～

愛と波動で満たされて、
あなたはふたたび虹のアーチをくぐります。

空にはふわりと浮かぶ、パステルカラーの校舎。
その正面には、こう書かれた看板が揺れていました。

「ここは、魂が目を覚ます学校です。」

普通の学校のように正解を覚える場所ではありません。
この学校では――
“あなた自身の本音”に出会うことこそが、学び。

《HIME WONDER SCHOOL》へようこそ。

校舎に入ると、
ガラス張りの教室に柔らかな光が差し込んでいて、
黒板には美しい文字でこう書かれていました。

「今日のテーマ：わたしの“ほんとう”ってなんだろう？」

毎月開かれる“魔法のお茶会”では、
テーマごとに世界がひとつ開きます。

パートナーシップ編では
“愛されること”“愛すること”の本質に気づく。

子育て編では
“命を育てる”ことが“自分を育てる”ことだと知る。

ビューティー編では
　“見た目”は“波動エネルギー”が魅力を開花させる

ビジネス編では
　“自分の才能”が誰かの喜びになる構造を学ぶ。

お金編では
　“お金＝愛の循環”であることを、心と体で受け取る。

どの教室に入っても、
そこには“答え”ではなく、“気づき”があります。

誰かに与えられる正解じゃなくて、
あなたの中にある魔法のタネを見つけていく時間。

それがこの国の“学校”です。

教室を出るとき、
あなたはふとノートに書き留めます。

「ああ、わたしはもう“知らない誰か”になろうとしなくていいんだ」
「わたし自身を愛せばいい。それがいちばんの学びだったんだ」

背中には、見えないけれどあたたかい翼がふわり。
きっとあなたはもう、
次の目的地に飛び立つ準備が整っています。

「次は、わたしの豊かさを思い出しに…“銀行”へ行こう。」

HIME WONDER LAND 物語 第5章

豊かさの扉を開く場所 ～銀行～

魔法の学校で「ほんとうの自分」と出会ったあなたは、
次に向かったのは――ひときわきらびやかに輝く場所。

まるで宝石箱のように光を放つ建物。
入り口には、こう書かれていました。

「WONDER BANK（ワンダーバンク） ～あなたの豊かさ、預かっています～」

《WONDER BANK》へようこそ。

この国の銀行は、ただお金を預けたり引き出したりする場所ではありません。
ここでは――
“豊かさ”そのものの波動を思い出す場所なのです。

カウンターに座ると、優しく微笑む受付の天使がこう言います。

「あなたがすでに持っている“豊かさ”を確認しますね。」

「笑顔の数」
「感謝した時間」
「心を込めたサービス」

それらすべてが、“あなたの預金”となって積み重なっていました。

天使は続けます。

「今まで“お金がない”って思ってたかもしれません。
でもそれは、“受け取る通帳”をまだ開いてなかっただけなんです。」

あなたが“自分の価値”を受け取り始めた瞬間――
通帳の残高が、キラキラと光を放ち始めます。

そして、1枚の“引き出し申請書”が差し出されます。
そこにはこう書かれていました。

「わたしは、わたしの豊かさを、今こそ受け取ります」

あなたはゆっくりとサインをします。
それは「受け取る覚悟」のサイン。
これまで遠慮していた自分との、静かな決別。

その瞬間、あなたの周波数がふわりと変わり、
“与えられる側”ではなく、
“循環の真ん中にいる人”に変わっていたのです。

「豊かさは、得るものではなく、巡らせるもの」

天使はあなたに、小さなゴールドのカードを手渡します。

「これが“無限通帳”です。
ここに記されるのは、“あなたが愛を流した回数”。」

銀行を出たあなたは、
もう“足りない”とは言いません。

心の中でふと、こんな言葉が浮かんできます。

「わたしって、もともと豊かだったんだ。」

その足取りのまま、あなたは次なる場所へ――
“美”と“自己表現”が開かれる《サロン》へ向かいます。

HIME WONDER LAND 物語 6章

《HIME SALON》へようこそ。

扉を開けた瞬間、
あたたかなシャンデリア光と、やさしい音のシャワーが降り注ぎます。

中はまるで宝石のカラフルな光でつくられたかのような空間。

鏡の前に座ると、あなたの背後から静かな声が聞こえてきます。

「美しさって
“今この瞬間のあなたの波動”なんだよ。」

このサロンでの施術は、
“あなたの内側の美しさを思い出す”施術

大切なのは、“すでにある美しさ”に気づくこと。
あなたの声、まなざし、言葉、笑い方、
そのすべてがすでに“誰かを癒す光”になっていることを、
鏡が映し出してくれるのです。

ふと気づけば、鏡の中のあなたは、
今まで見たことのないほど、優しくて、透明感にあふれていて、
まるで“波動そのもの”が微笑んでいるよう。

スタッフが小さな化粧瓶を差し出します。

「これは“自己愛”の周波数でできています。
これを纏って、あなたのステージに立ちましょう」

あなたはサロンを出て、
胸の奥がふわっとあたたかくなるのを感じます。

もう、他人と比べる必要なんてなかった。
わたしはわたしのままで、美しかった。

次に向かうのは――
その“美しさ”を、世界へと放つ場所。
《スポットライトのステージ》です。

HIME WONDER LAND 物語 第7章

魂の声を世界に放つ場所 ～ステージ～

虹のようにカラフル光るサロンを後にしたあなたは、
“何か”に導かれるように、静かに歩きはじめます。

森を抜けたその先――
ぽっかりと開けた空間には、
まるで星空が落ちてきたようなキラキラのステージがありました。

真ん中には、ひとつだけ。
あなたのための、スポットライト。

ここはこの国の中で、最も眩しく、そして最も静かな場所。

「ここに立つ時、あなたは“自分の声”を思い出す。」

《STAGE of LIGHT》 ～表現の覚醒～

このステージでは、何かを“演じる”必要はありません。
取り繕わなくていいし、うまく話す必要もない。

ただ、“あなたであること”が、すでに芸術なのです。

あなたが歩んできた道、
あなたの涙、笑い、決断――
そのすべてが、ひとつの作品として輝き始めます。

観客席には、誰かがいます。
未来のあなたを待っていたクライアントかもしれないし、
昔のあなたと似た誰かかもしれない。

その誰かのハートに、あなたの声が届いたとき、
ステージの光が、ぐんと強くなります。

「あ、これが…“自分で自分を生きる”ってことかもしれない」

その瞬間、あなたはもう、
誰かの目を気にしなくなっていました。

代わりに見えてきたのは――
“自分の人生を生きる悦び”

その姿はもう、ただの人ではなく、
光そのものでした。

ステージを降りるとき、
スタッフがあなたに羽のついたペンを手渡します。

「あなたの物語を、そろそろ書き始めてください。」

あなたは深くうなずき、
次に向かうのは――
《おみせ屋さん》、つまり“夢を形にする場所”です。

そこであなたは、
“わたしの世界観”を世界に贈りはじめます。

HIME WONDER LAND 物語 第8章

《DREAM MARKET》 ～夢がめぐる循環の場～

そこは、ただの商業施設ではありません。
あなたの魂から生まれた想いが、
“愛のプロダクト”として並ぶ、神聖なステージ。

あなたが届けたいのは、
・お肌をふわっと包む癒しのクリームかもしれない。
・心がふわっと軽くなる魔法の言葉かもしれない。
・誰かの人生を変えるセッションかもしれない。

ここでは、
「売る」ではなく「巡らせる」という感覚がベースになります。

お金＝エネルギー＝愛。

だから、“愛を循環させる”人が、
豊かさという光をどんどん受け取っていくのです。

妖精たちはあなたに、金のインクと羽のペンを渡します。

「さあ、名前をつけて。
あなたの世界観に、命を吹き込む時だよ。」

あなたが商品やサービスに名前をつけた瞬間――
それは“存在”になります。
目に見えない愛が、
目に見えるギフトとして、この世界に降りてきたのです。

「わたしの夢が、だれかの夢になる。」

それは魔法でも奇跡でもなく、
この世界の美しい真実。


マーケットの空に浮かぶ大きな掲示板には、こう記されています。

「あなたの夢は、ちゃんと“価値”になるよ。」

あなたは、もう知っている。
“愛の波動でつくられたもの”は、
ちゃんと受け取られていくってことを。

あなたの価値の表現がわからない場合はこの場所に行ってね

そして今、あなたの人生に
“次の扉”が静かに現れ始めています。

HIME WONDER LAND 物語 第9章

《NEXT STAGE GATE》 ～お引越しの扉～

そこには、ピンクゴールドに光る案内板が立っていました。

「あなたの今の波動に合った、新しいお部屋ができました」

例えば…
今まで「プリンセスルーム」にいたあなたに、
「クイーンキャッスル」の鍵が届く。

自分らしさを取り戻したあなたが、
次は“導く人”になるタイミングかもしれない。

「あなたはもう、“与えられる人”ではなく、“届ける人”へ」

お引越しは、決意ではなく“波動のサイン”。
何かがしっくりこなくなったら、
それは新しい周波数が呼んでいる合図かもしれません。

受付にいる案内の天使が、こう言います。

「この国では、何度でも引越していいのです。
それは、あなたが成長している証だから」

「そして、引越しをするたびに
自分の魂の本質がより鮮明に浮かび上がってくるんです」

“変わること”に怖さを感じていたあなたが、
今はそれを“とても自然なこと”として受け入れています。

「だって、進化は本来、喜びだから。」

天使は最後にこうささやきます。

「次の世界が、あなたを待っているわ。」

あなたは、新しい鍵を手にし、
またひとつ、物語を進める準備を整えます。

そして、心の中で静かにこうつぶやくのです。

「人生の主役は、いつだってわたし。」